GoToキャンペーン再開に向けた動きが活発化しています。
岸田新政権が打ち出している「Go To2.0」とはどういうものなのか、ワクチンパスポートや陰性証明書について等、わかっている範囲で説明しています(※2021年10月25日現在)
また、楽天トラベルなど旅行サイトで動きのあるGoTo再開に向けた割引システムについても触れています。
自粛明けの旅行を楽しみにされている方、必見ですよ!
Go Toトラベル再開はいつ?
ワクチン接種による感染者減少と緊急事態宣言が明けたこと、また、Go Toトラベル事業再開に前向きな岸田政権が発足したことにより、Go Toトラベル再開に向けた動きが活発化しています。
再開時期は明言されていないものの、10月~11月にかけて行われている実証実験を踏まえて、11月には再開について専門家と具体的な協議に入る見通しです。
今後は陰性証明書や接種券がいるの?
新たな「Go To 2.0」(後述)では、ワクチン接種済証や陰性証明書の提示により割引率UPするなど、前回のGo Toトラベルとは違う仕組みを導入することを検討されています。
Go Toトラベル再開に反対の声も
Go Toトラベル再開に期待の声があがる中、「せっかく落ち着いたのに、移動が増えるとまた感染者が増えるのではないか」と心配する声もあり、状況に応じて慎重に検討を進めてほしいですね。
新たなGoToトラベル「GoTo2.0」とは
岸田新首相は前回のGo Toトラベルを同じやり方で再開するのは現実的ではないとして、「Go Toトラベル2.0」と銘打ち、新たな仕組みでの実施を検討しています。
具体的な内容を見ていきましょう。
ポイント1:割引率は上がる?下がる?
前回の目玉だった「旅行代金の最大50%割引(上限2万円/人)」の割引率や上限額を下げる可能性があります。
前回のGo Toトラベルでは割引率が良いことでいわゆる「高級宿」が人気となったことや、週末や連休は混みあってしまうことなどが課題となっていました。
その結果を受けて、中小事業者利用時の割引率UPや、平日と休日の割引率変動など、観光業界全体のバランスなどを加味して検討されています。
ポイント2:ワクチン・検査パッケージが活用される可能性
「ワクチン・検査パッケージ」とは、ワクチン接種や陰性証明を活用し、新型コロナウイルスを感染させるリスクが低いことを示す仕組みのことです。
基礎疾患などでワクチン接種ができない人も社会参加できるよう配慮するため、PCR検査および抗原定性検査なども取り入れ、運用される見通しです。
ポイント3:平日に旅行需要を分散検討
前回のGo Toトラベルでは週末や連休に予約が集中し、観光地が混みあってしまうことから、平日と休日の割引率に差をつけ、旅行需要を分散させる狙いがあります。
ポイント4:デジタルクーポン券化検討
Go Toトラベルの地域クーポンは紙状のチケットだったため、接触機会が増えることが懸念されていました。
それを受けてクーポンのデジタル化を導入し、非接触となるよう検討しています。
ポイント5:被災地や中小事業者の支援も
前回のGo Toトラベルでは人気の観光地や大手宿泊事業者に予約が集中したりと偏りが出たため、Go To2.0では中小事業者利用や、大規模災害の被災地となった自治体への旅行に対して割引率をUPさせることを検討しています。
今予約しても「あとから適用」が使えてお得♪
楽天トラベルでは「あとからクーポン適用」というシステムを準備しています。
この割引は、既存予約がGoTo割引対象であれば、自動的に割引適用となるシステムです。
前回のGo Toトラベルでは、割引対象とするために再度予約を取り直す必要があったため、新たなシステムを利用すれば旅行の予定が組みやすくなりますね。
まとめ
長い自粛期間が明けて、お出かけ気分も盛り上がる時期!GoToトラベル再開のニュースは要注目ですね。